『異邦人』
通常では、異なる邦の人は「異邦人」ではありますが、ここでは、誰かに対して国が異なるのではない問答を紹介します。
お楽しみに!(作者は驚きですが)
1 — わたしには父も母も、姉妹も兄弟もおらぬ。
— 友達か。
— あなたがお使いになっている言葉は、わたしには意味が今日に至るまで不明のままに残ったのだ。
5 — 祖国か。
— どんな緯度に位置付けられているかも知らぬ。
— 美しさか。
— 好きになっても良い、女神的死なぬもの。
— 黄金か。
10 — あなたが神が嫌いのと同じように嫌い。
— いったい何が好きなの」か、並外れた異邦人よ。
12 — わたしは雲々が好き... あそこに... あそこに... 通っている雲々、あのすばらしい雲々よ!
シャルル・ボードレール (新しいタブで開きます)、「『異邦人』」。
日本語訳:独自
【文書の御使用は「フランソワ・ヴィディ 訳」(リンクを含む)追加で可能としている】